魅力的なカラーダイヤモンドの世界
カラフルなカラーダイヤモンド
ダイヤモンドは、地球上でもっとも硬い鉱物として知られています。どんなものにも揺るがない絶対的な存在感だからこそ、結婚指輪に重宝されているのです。
ダイヤモンドと言えば、無色透明の宝石を思い浮かべるでしょう。周囲の光を全て集め、輝きに変えるダイヤモンド。なぜダイヤが世界中の人の心を奪ってきたのか、説明するまでもないでしょう。しかし、ダイヤモンドは何も無色透明なものだけではありません。色がついた「カラーダイヤモンド」も、数多く存在しているのです。
なぜダイヤモンドに色がついているのか？
カラーダイヤモンドに色がついている理由は、何かしらの「物」が偶然にも混ざっているから。天然ダイヤの場合、ダイヤとして形成されていく最中に偶然に何かの物が混ざったがために、色が付いたものになります。なお混ざりものとダイヤモンドが上手く融合すると、綺麗な色を発色する場合もあります。
最近は、人工的に色を付けたダイヤモンドもございます。色々とやり方はありますが、一般的な方法は放射線を使ったもの。放射線でダイヤモンドを変化させて、着色させるというものです。
価値が高い赤いダイヤモンド
カラーダイヤモンドの中でも最も価値があるとされているのは、赤いダイヤモンドです。赤いダイヤモンドは、ジュエリー業界に身を置いている人でも、ほとんど目にすることはないほど、超貴重鉱物です。
結婚指輪に使うと「お守り」となるブルーダイヤモンドも、かなりの価値があります。天然ではなかなか見つからず、発掘するには「神様に祈る」しか手はありません。
ブラックダイヤモンド
最近になり人気が高まりつつあるのが、ブラックダイヤです。ブラックダイヤの希少価値はあまりなく、資産として持っていても微妙なライン。しかし独特の黒さに惹かれる人は少なくなく、少しずつではありますが価値は上がってきています。
結婚指輪にブラックダイヤモンドをあしらう方も、多くなりました。裏石としてつかうだけでなく、センターに堂々と配置するパターンもございます。ブラックダイヤモンドは変にギラギラはしていないので、指輪をつけ慣れていない方でも、違和感なく使うことができるでしょう。
